嵐がブレイクしてから、もう足掛け6年になる

嵐はすでにロングセラーのスーパーアイドルなど、嵐について徹底的に語りつくします
嵐プロフィール嵐の勢い

大成功の2010年国立競技場コンサート

嵐といえば、ジャニーズタレントの中でもっとも勢いがあるという点で異論はないだろう。CDの売り上げ、コンサートの動員数などを見れば異論のさし挟みようがないからだ。

いつからそうなったのか。もう嵐がブレイクしてから2012年現在で足掛け6年にはなるだろう。すでにロングセラーのスーパーアイドルと呼んでいい。

ところが、ドラマやバラエティ番組での視聴率がどうも芳しくないといわれてきた。最近になって二宮和也や松本潤などのドラマが数字を出してきたが、2009年〜2011年ぐらいまではそのような評価が残念ながらあった。

それは、CDの売り上げやコンサートの動員で数字を出せば出すほど、ますます浮き彫りになるというジレンマ状態だった。

今、ちょうどそれを克服しつつ、名実ともに「スーパーアイドルグループ」に名乗りを上げるところまできているのが嵐の現状である。

「きょうが国立ラストだ!オレら5人で今から7万人を幸せにしてやる!」

嵐ファンならご存知だろう。2010年のコンサートで松本潤がそう叫んだことを。

6会場16公演、86万人を動員する嵐の全国ツアーは嵐の人気が決定的になったことを芸能マスコミは伝えた。史上初の3年連続開催で、年間4日間公演を行った国立競技場のコンサートは、最終日に7万人を動員した。

趣味や価値観の多様化した現代であるにもかかわらず、たった一組のグループによるコンサートで一挙に7万人も動員できるというのは脅威というほかはない。

演出の方もド派手だった。ステージは、高さ15メートルの大滝を設置するなど600トンの水を使用。歌に合わせて噴水の水が躍り、ウォーターキャノン砲も噴き上がった。

歌の方は、最新アルバム『僕の見ている風景』を中心に約3時間半で37曲を熱唱。すごかった。

その10年のコンサートは、最高で1枚60万円もの値がついたという。国立競技場のアリーナ席の定価は7000円だから実に85倍。これをもって、嵐ブームはちょっと異様ともいわれた。

チケットがここまで高騰するようになったのは、07年の初東京ドーム公演からである。09年の東京ディズニーシー・スペシャルライブは、定員7050人のところを500万通を上回る応募。このときのチケットは「ネットオークションで35万円で出品された伝説」(「日刊ゲンダイ」8月21日付)がある。

チケット高騰の背景がまたすごい。同紙によると、「ライブチケット欲しさにファンクラブ会員になっても、最低5年くらい経たないと最前列のようないい席は取れないと、ファンの間では言われています。ファンクラブサイトを通じて写真集をどれだけ購入したかや、払った会費の額を事務所は把握しており、いくら嵐に“貢いだ”かが席に反映されるのではないか、なんて思われています」(芸能事情通)

しかも、過激なファンはメンバーに顔を覚えてもらいたい一心で金を惜しまないという。
「写真集などを買うお金を批出するために風俗でバイトする子も結構いると聞いていますよ」(前出の事情通)(同)


そこまでするか! という感じである。


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