嵐は「普通の人」だからスキャンダルもスルー

嵐のスキャンダルが致命傷にならない理由など、嵐について徹底的に語りつくします
嵐プロフィール嵐のスキャンダル

嵐には商品価値がある証拠

嵐の強いところは、スキャンダルに強いことである。

例の“AYAをお伽にしていた”と暴露された件を持ち出すまでもなく、嵐のメンバーについては、熱愛や自動車事故など、ちょいちょいゴシップがある。隠し通したものもあったかもしれないが、決してすべてを隠しきれるわけではなく表沙汰になってる。

にもかかわらず、それがきっかけで勢いがしぼむことはない。

人気者だからジャニーズ事務所が必死にもみ消しているのだろう、という人もいる。

もちろん、それもある。しかし、それだけでは説明はつかない。

では、どうして嵐はスキャンダルが致命傷にならないのか。

ある程度事務所の力があるのかどうかは定かでないが、嵐が自然体であるからこそ、スキャンダルがあっても「若者なんだからいろいろやんちゃはあるでしょう」とファンは見てくれるのかもしれない。

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最近も、嵐の名前が取りざたされるバッドニュースがふたつあった。

ひとつは、新婚夫婦の妻が夫を驚かそうとして落とし穴を掘ったものの、夫婦がそろって落ちて窒息死した「新婚夫婦落とし穴転落死事件」が、実は『ひみつの嵐ちゃん!』の真似だったという報道だ(『日刊ゲンダイ』9月2日付)。

事故の2日前(8月25日)放送の同番組で、相葉雅紀が櫻井翔を千葉の海岸に誘って落とすシーンがあり、それは現在もYOUTUBEにアップされている。同紙は、ネットで「番組の影響力」を指摘していると報じている。

偶然であろうがなかろうが、少なくとも公共の電波を使って「落とし穴」はあまりにもくだらなさすぎる。

しかし、嵐ならそれが許されてしまうのだ。嵐というのは、そういう他愛ないことを楽しむ普通の若者のグループだからだ。

これが、バラエティ番組でブレイクし、一世を風靡したSMAPならそうはいかない。つまらないことを理由に番組打ち切りのバッシングだろう。

もうひとつは、一時期、二宮和也と交際中とされていた佐々木希が、韓国の格闘家チェ・ホンマンとチェ・ホンマンの地元の韓国・ソウルで交際していたという報道(『東京スポーツ』7月12日付)だ。

もっとも、佐々木希といえば恋多き女だから今更感のあるニュースだが、問題は、佐々木希も佐々木希なら「二宮とて」という書き方で、二宮和也がお笑い芸人「ペナルティ」のヒデと合コンマニアであることまで暴露されている。

「ヒデプロデュースの豚しゃぶ店で、ヒデが主催する合コンに複数回顔を出しています。合コンが終わった後、連絡先を交換して、お気に入りの女の子にメールを送る。それで自宅マンションに誘うのが二宮のパターンです(笑い)」(事情通)

どうも、記事で言いたかったのはこちらの方らしい。なるほど、二宮の和也女性調達術とはそういうやり方なのかというサプライズ報道ではある。

しかし、嵐ファン、二宮和也ファンはこの記事をもって、嵐や二宮和也に愛想を尽かすことはないだろう。この程度のことはファンならうすうす聞いていただろうし、東スポも「二宮君もお盛んだね」という軽い冷やかし報道なのだ。

そして、こうした記事が出るということは、まだまだ嵐には商品価値がある、ということにほかならない。

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