東スポのツンデレ記事、実は亀梨和也賞賛だった
亀梨和也が“脱ジャニーズ”を目指した!?など、亀梨和也について徹底的に語りつくします
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40キロ台の「中性的な王子様」から脱皮を
亀梨和也が“脱ジャニーズ”を目指す……。というと過激だが、もちろん、亀梨和也がジャニーズ事務所を辞めるという意味ではない。既存のジャニーズタレントとしてのイメージについて“卒業”するという意味だ。
それは、「亀梨・オブ・ジャニーズ」から「亀梨・イン・ジャニーズ」への進化でもある。中性的アイドルが新しいステージを目指す動きがそこから見て取れる。
昨年7月29日、亀梨和也はジャニーズ事務所出身のタレント・薬丸裕英が司会進行をつとめる。TBSの『はなまるマーケット』に出演した。といっても、同番組にはこれまでにもジャニーズタレントが出演しており、とくに先輩・後輩の間柄を意識させるような会話ではない。
通常、番宣や近況などの和やかな話になるが、亀梨和也も例外ではなく、野球とカラダの話から始まった。
亀梨和也「最近、マイクを握っている時間よりも、バットとかボールを持っている時間の方が長いので(笑)、たまに、『俺、何の人なんだろう』と思うことがありますね」
薬丸裕英「ホントに野球うまいもんね」
亀梨和也「いやいや、プロの(選手の)中に混じって一緒に練習とかやらせていただくと、自分もそこにいきたいと思うじゃないですか。その環境でやらせてもらうと。でも、なかなか遠いな、と。改めてプロのすごさを感じてますね」
岡江久美子「スポーツマンの亀梨さんなんですが、その肉体美をCMで披露されているんですよね」
(ひげそりのCM流れる)
薬丸裕英「結構この撮影に挑む前は……(何かトレーニングを?)」
亀梨和也「挑む前に、ずっと定期的にやり続けるというのは苦手で、何かが始まる前に、ホント、必要に駆られて……」
岡江久美子「胸板とか厚いですよ」
亀梨和也「ちょっと大きくなってきましたね。年々、衣装もサイズが替わってきますので、同じ衣装が着れなくなるといいますか、変えてもらうことに」
薬丸裕英「意識的に大胸筋を鍛えて?」
亀梨和也「いっとき、すごく僕は細かったんですよ、ハタチぐらいの頃、体重が40キロ代とかで。すごく細くて、いやだったんです、男として。そのときは無理に食べて、あとドラマでボクシングの役があったので、そのときに(トレーニングを)やったんですが」
岡江久美子「今は何キロぐらいですか」
亀梨和也「ちょうど60キロぐらいです。その当時から10キロぐらい大きくなったんで、ちょっとは男らしくなったのかな、と」
中性的な王子様のアイドル路線であるジャニーズ事務所だが、体を鍛えているタレントはいないわけではない。東山紀之、山口達也、山下智久、田中聖などがそうだ。
だが、彼らはいわゆる「細マッチョ」や、山口達也のようにもともとふっくら型である。40キロ台の「中性的な王子様」的体重だったのに、60キロにまで強引にふくらませる極端な「バルクアップ」を行っているのは亀梨和也ぐらいなものである。
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そして、亀梨和也の場合はマッチョはあくまでも結果であり、肉体改造の動機は違うところにある。
この話題を早速フォローしたのが『東京スポーツ』(2011年8月5日付)だ。「テレビ関係者を不気味がらせる亀梨の奇行」という何とも意味深なタイトルの記事が出ている。
「テレビ局のスタジオや廊下などで物陰から突然『シッ、シッ、シュッ、シッ、シッ、シュッ!』と変な息遣いがするなと思ったら、亀梨が素振りをしていた。『よし! こうだな』とか『違う違う、腰をこうグッと入れて、シュッ!だ』というふうにすっかり自分の世界に入り込んでしまっている。一応、アイドルとしてのイメージもあるのに、お構いなしなんですよ。一部の女性局員からは『亀梨君、ちょっとヤバイよね』という声も……」
何のことはない。東スポお得意のツンデレ(好意を持っているのに敵対的に見せる)記事である。
亀梨和也を変人のように書いているが、よく読むと、変人に見られるほど、もしくは変人に見られても構わないと本人が腹をくくるほど仕事(持ち番組のホームランを打つ企画)熱心であるという内容なのだから。
何しろ亀梨和也は、その年の巨人の開幕戦には現地に乗り込み解説席に座った。別に珍しくない? そう、東京ドームなら……。
しかし、2011年は地震の影響で変則的な日程。場所は山口県宇部市のユーピーアール(upr)スタジアムという、野球ファンでも初めて聞くような地方球場である。
実数1万3000人程度しか入らないというから、野球場としては小さいし、何より人気タレントを解説に迎えたプロ野球の試合など経験がないから、警備上の心配もあった。
それでも亀梨和也は臆せず球場にやってきた。出演する番組では、終了が決まっていたホームランを打つ企画も続行。ホームランを打つまではやめないというからその執念たるやすさまじい。
昨年のプロ野球開幕をめぐっては、他球団や選手会が地震のため延期を主張したのに、巨人だけが商業主義から従来通りのドーム開幕を主張したと悪者になった。
結局は地方球場のデーゲーム(照明を使わない昼間の試合)に落ち着いたものの、イメージダウンから集客も心配された。試合は相手があってできるものだ。つまり、巨人のイメージダウンは巨人だけの問題ではなく、セ・リーグ全体、さらにはパ・リーグも含めたプロ野球全体のビジネスに関わるかも知れないことだった。
だから、亀梨和也が巨人の地方球場開幕戦に駆けつけてくれたことは、それらの払拭にも大きく貢献できたことだったのだ。
亀梨和也のまじめさを評価した日本テレビでは、「ゆくゆくは亀梨君の冠が付いたスポーツ番組を作りたいという計画もある」(「東京スポーツ」2011年4月12日付)という。
どこが「ヤバイ」ものか。彼はスポーツ系アイドルとしての地位を着実に確立しているのである。そしてこれは、その道のパイオニアである中居正広ですら行っていないオンリーワンの道筋である。
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