草なぎ剛のコメントはそんなに非常識だったのか

草なぎ剛、弔問コメントの波紋など、草なぎ剛について徹底的に語りつくします

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草なぎ剛 歳時記草なぎ剛の弔問コメント

「知らない」はトンデモか、誠実か

草なぎ剛が起こした事件は弁解の余地はないが、芸能マスコミに叩かれたのはそのことだけではない。

ジャニーズタレント・SMAP・草なぎ剛をめぐる「舌禍事件」として、11年8月にこんなことがあった。

『笑っていいとも』で共演する萬田久子が内縁の夫・佐々木力さんを亡くし、草なぎ剛は告別式に参列した。その際、草なぎ剛が記者の取材にトンデモ発言をしたと『東京スポーツ』(8月17日付)。が書きたてたのだ。

草なぎ剛は、いったい何を言ったというのか。引用しよう。
「佐々木さんとはお会いしたことはないのですが、今日は時間が空いていたので(告別式に)来てみました」

「萬田さんはすごく悲しいのに、立派に振る舞われていて心にグッと来ました。旦那さんのことは全く聞いたことはありませんでしたが、参列した人の雰囲気から愛されているんだなぁと思いました」

同紙は「取材陣をあきれさせていた」と手厳しく結んでいる。

まあたしかに、こういうときは亡くなった人を褒めちぎり、口惜しがるコメントをするのが「お約束」の場であり、草なぎ剛のように「知らない」と言い張るのは違和感があるし、「他人事」「義理がけ」というニュアンスが非常に強い。

だが、よく考えてみると、本当に知らない人なら、むしろお愛想を言う方がうそくさくなってしまう。

つまり、そこには、「僕はうわべのお悔やみを言うような安っぽい人間ではない」という、草なぎ剛なりの気持ちがあらわれていると善意に見ることもできるし、萬田を思いやる気持ち自体は表現されているのだから、その意味ではそうひどい発言でもない。

世間の通り一遍の常識だけで判断はできない真意もあるということだ。


こうしてみると、草なぎ剛は、ともすれば誤解されやすいが、もしかしたら一本筋が通った真面目さに貫かれた人間であることが改めて分かる。

その意味では、「ぶっちゃけ」と「いい人」というのは、全く別のキャラではなく、実は渾然としたものではないだろうか。

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