ジャニーズ事務所「復興」の足ががりかジャニーズ事務所として初めてネット限定発売など、SMAPについて徹底的に語りつくします |
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SMAP 歳時記 > 香取慎吾ドラマのネット新曲
新曲配信限定販売の“うまみ”SMAP、およびジャニーズ事務所の震災対応が話題になっている頃、香取慎吾が月9ドラマ『幸せになろうよ』に主演した(11年4月18日スタート)。番組についての説明は、フジテレビのサイトから引用する。 「香取慎吾(役名 高倉純平)が周りの人を幸せにしていく男だったはずなのに、初めて独自の恋愛マニュアルも何もかも通用しない謎の美女・黒木メイサ(役名 柳沢春菜)と出会い、さらには容姿端麗のパーフェクトな男・藤木直人(役名 矢代英彦)が現れ、3人によるラブバトルがスタートする…ということで既に話題をふりまいているフジテレビ、4月月9ドラマの魅力溢れる共演者、番組タイトルが決定した」 注目されたのは、SMAPが歌う主題歌『not alone〜幸せになろうよ〜』が、ネット配信限定で発売されたことである。 本来ならCDで発売されるものだが、震災の影響による計画停電が、短期間の大量CD生産を困難にしたための配信限定である。 『着うた』は4月25日から、『着うたフル』も5月4日から配信をスタートさせている。フル配信の場合、1ダウンロードにつき100円が「Marching J」に寄付された。 香取慎吾は、「CDシングルではなく、配信だけの発売に決まりましたが僕らの思いは、皆さんに必ず届くと信じています。ドラマとSMAPの新曲で、少しでも幸せを感じていただけたらうれしいです。YOU ARE NOT ALON!!」とコメント。フジテレビ村瀬健プロデューサーも、「月9として初の試みではありますが日本の現状を考えたとき、ドラマプロデューサーとして協力させていただきたいと考えました」との談話を出している(「日刊スポーツ」11年4月8日付) CDと配信では、歌手や制作側の利益がどう変わるのかはわからないが、いずれにしてもジャニーズ事務所にとっては前向きに考えられる試みだった。 なぜなら、古典的な営業方法と理念をもっていた同事務所にとって、ネットを使ったり、「待ち受け画像」をプレゼントにつけたりというのは、未知の販売チャンネルとノウハウになる。戸惑いも多いかもしれないが、ここでやり方を覚えれば次に繋がる。 たとえば、今まで何十万枚CDショップで売っても顧客が誰であるかは同事務所には分からない。しかし、ネット販売ならやり方次第では顧客の名簿を作ることができる。いわゆる「リストをとる」というものだ。 従来のファンクラブに入っているオリキ的なファンだけでなく、曲が良いからダウンロードしてみた、という一見さん的な購買者をも次のセールスに取り込んでいくことができるのだ。 震災は不幸なことであり、その余波としてCD販売が出来ないことも残念なことだったが、成りゆきは成りゆきとして、結果的にこれは事務所にとって新しい販売チャンネルを運用する実験になった。近年、落日の陰口を叩かれていたジャニーズ事務所にとっては、それこそ「復興」の足ががりになるべき出来事だったのだ。 ↑話題の黒木メイサも出演した |