“素人”から話題性とオンリーワンへ
亀梨和也は、2010年4月から『Going! Sports＆News』の「ベースボールスペシャルサポーター」として出演。お遊びで一球だけ投げる従来の始球式ではなく、打者と一打席勝負する「真剣始球式行脚」を行った。
4月3日のＫスタ宮城における楽天の主砲・山崎武司内野手。5月21日の千葉マリンスタジアムにおけるロッテ・西岡剛内野手。6月20日の横浜スタジアムにおける横浜・内川聖一内野手。7月6日の京セラドームにおけるオリックスのＴー岡田内野手らと次々対戦。
もちろん、彼らはプロであるから手加減もしているのだろうが、少なくともこれまでやってきたような始球式とは違い、打ち取るか取られるかという勝負性を売り物にしてきた。
その狙いはズバリ、話題性とオンリーワンの本物志向である。
4月3日のＫスタ宮城における楽天の主砲・山崎武司内野手。5月21日の千葉マリンスタジアムにおけるロッテ・西岡剛内野手。6月20日の横浜スタジアムにおける横浜・内川聖一内野手。7月6日の京セラドームにおけるオリックスのＴー岡田内野手らと次々対戦。
もちろん、彼らはプロであるから手加減もしているのだろうが、少なくともこれまでやってきたような始球式とは違い、打ち取るか取られるかという勝負性を売り物にしてきた。
その狙いはズバリ、話題性とオンリーワンの本物志向である。
つまり、中居正広のように素人を前面に打ち出すのではなく、実際に自分も現場に出て最低限のプレーはできるんですよ、という説得力を表現しているのだ。
「素人」なら、その分野のファンであれば、話術は別として技術論的にはある程度中居正広と同じようなことは言える。
しかし、亀梨和也のように100キロの“速球”を投げてプロにポップフライを打たせることは、誰でも出来ることではない。すなわち「オンリーワン」の芸当である。「オンリーワン」ということは、他のタレントの追随を許さず、自分だけがその仕事で稼げるということである。
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慶應義塾大学を卒業してインテリをアピールできる櫻井翔と共に、ジャニタレという「特権」に甘えず、自分のキャラでキャスター業をゲットしたわけである。
そして、この潮流を強く意識したのではと思われるのが国分太一なのだ。
タレントが参加することでお馴染みの「東京マラソン」。2011年2月27日に行われた今年の大会は過去最多となる30万人がエントリー。3万6000人が走った。その一方で、ギャラが安くて過酷な体力消耗などリスクもあるからと著名人の参加者が年々減少している同大会。国分太一はあえて参加した。
といっても国分太一は別に仕事に困っているわけではない。むしろジャニーズタレントのなかでも1、2を争う売れっ子である。そんな国分太一が、わさわざリスクのある体力系にチャレンジしたのは意外な気もするだろう。
開催日付の『日刊スポーツ』には、「完走する自信はあります」「完走しないと坊主になる」「楽しむしかないかなと。でもガチでやりますよ」などという国分太一のインタビューが掲載された。
巨人・原辰徳監督からは色紙を渡され、42.195キロのフルマラソンコースを4時間30分41秒の好記録で「ガチで」完走した。
意外にも体力系仕事は頭から拒絶しないジャニーズ事務所だが、それにしてもフルマラソンは2009年に松村邦洋が心肺停止で大騒ぎになったばかり。
売れっ子で、体調管理も一苦労の国分太一がダテや酔狂で引き受けられる仕事ではない。
その狙いは、『すぽると！ 土曜版』（フジテレビ）のキャスター（番組内の肩書きは編集長）をつとめていればこその話題性と本物志向であろう。
ちなみに、国分太一が走行中、40キロ地点で山口達也がちゃっかり応援に駆けつけ、話題作りと自己演出に余念がなかったことも触れておこう。
「素人」なら、その分野のファンであれば、話術は別として技術論的にはある程度中居正広と同じようなことは言える。
しかし、亀梨和也のように100キロの“速球”を投げてプロにポップフライを打たせることは、誰でも出来ることではない。すなわち「オンリーワン」の芸当である。「オンリーワン」ということは、他のタレントの追随を許さず、自分だけがその仕事で稼げるということである。
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慶應義塾大学を卒業してインテリをアピールできる櫻井翔と共に、ジャニタレという「特権」に甘えず、自分のキャラでキャスター業をゲットしたわけである。
そして、この潮流を強く意識したのではと思われるのが国分太一なのだ。
タレントが参加することでお馴染みの「東京マラソン」。2011年2月27日に行われた今年の大会は過去最多となる30万人がエントリー。3万6000人が走った。その一方で、ギャラが安くて過酷な体力消耗などリスクもあるからと著名人の参加者が年々減少している同大会。国分太一はあえて参加した。
といっても国分太一は別に仕事に困っているわけではない。むしろジャニーズタレントのなかでも1、2を争う売れっ子である。そんな国分太一が、わさわざリスクのある体力系にチャレンジしたのは意外な気もするだろう。
開催日付の『日刊スポーツ』には、「完走する自信はあります」「完走しないと坊主になる」「楽しむしかないかなと。でもガチでやりますよ」などという国分太一のインタビューが掲載された。
巨人・原辰徳監督からは色紙を渡され、42.195キロのフルマラソンコースを4時間30分41秒の好記録で「ガチで」完走した。
意外にも体力系仕事は頭から拒絶しないジャニーズ事務所だが、それにしてもフルマラソンは2009年に松村邦洋が心肺停止で大騒ぎになったばかり。
売れっ子で、体調管理も一苦労の国分太一がダテや酔狂で引き受けられる仕事ではない。
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ちなみに、国分太一が走行中、40キロ地点で山口達也がちゃっかり応援に駆けつけ、話題作りと自己演出に余念がなかったことも触れておこう。
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