ジャニーズタレント徹底論考

『2年B組仙八先生』が放送開始

シブがき隊といえば『2年B組仙八先生』だろう。1981年4月17日、さとう宗幸主演の『2年B組仙八先生』が放送開始された。ジャニーズ事務所からは布川敏和、本木雅弘、薬丸裕英、叶屋博基の4人が出演。彼らによってグループが結成されたが、そのうち叶屋博基が抜け、3人がシブがき隊として以後7年間、歌やドラマに活躍する。

シブがき隊

このTBSの「先生」シリーズは、タイトルと俳優を代えてその後何作も続くが、ジャニーズタレントにとっては登竜門的番組となる。

たのきんトリオによって、ドラマで名前を売り、デビューにつなげるという“ビジネスモデル”を作り上げたが、さっそくそれを継承したのがシブがき隊だった。

グループ名は名前の由来は、雑誌『セブンティーン』の一般公募によって「シブい“ガキ”」を意味する「シプがきトリオ」だったが、「シブがき隊」に改められた。

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ひかる一平がレコードデビュー

1981年5月21日、ひかる一平が『青空オンリー・ユー』でレコード・デビューした。

青空オンリー・ユー

以後、シングルでは『可愛いデビル』(1981年8月21日)、『ブルー・セブンティーン』T981年12月5且、『胸さわざの放課後』 (1982年3月21且、『ハートがCRY CRY』 (1982年8月21且など5枚、アルバムは2枚リリースした。

この年の「第8回FNS歌謡祭」では最優秀新人賞候補にノミネート(最優秀受賞は近藤真彦)されたが、一般には歌手というよりも「必殺!」シリーズに出演していたことのほうが印象が強い。

ドラマでは、受験勉強で仕事を抜けるキャラクターであり、これまでもシーズからすると設定として前代未聞。それだけに必殺ファンからも賛否両論あったが、ひかる一平にとっては自分の存在を覚えてもらういい機会になったのではないだろうか。

そういえば、この「必殺!」シリーズも「先生」シリーズ同様、ジャニーズ事務所とは縁が深い。東山紀之が藤田まことから後継者指名され、松岡昌宏や、元所属の田中聖などジャニーズタレントが出演している。
もっとも、ひかる一平は歌手としてはぱっとせず、大きなヒット曲のないまま俳優活動にシフトした。

つまり、ジャニーズ事務所としては、ここでまたソロデビューの成功例を作れなかったということである。

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