順風満帆ではなかったスタートも今は昔

SMAPについて徹底的に語りつくします
SMAP 歳時記

SMAPは6人でSMAPなのだ

SMAPは昨年、20周年を迎えた。メンバーに対するいろいろなインタビューが媒体に掲載されたが、モニュメントというなら、その1年前に放送されたSMAP生出演のテレビ朝日の開局50周年記念番組『SmaSTATION!! presents SMAPがんばりますっ!!』を挙げずにはいられない。

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同番組では、駆け出し時代の女装コントなど秘蔵映像が約20年ぶりに放送された。SMAP誕生の瞬間やケンカ事件など知られざるエピソードも放送された。そして何より、「いないこと」にされていた森且行について、木村拓哉が語ったことが大きい。

そう、SMAPはやはり6人として振り返るべきなのだ。

1987年秋、光GENJIの『ガラスの十代』のバックでスケボーを行うグループ・スケートボーイズが結成された。同グループはSMAPの前身といわれる。その時点では松原一平、松元次郎、岩佐克次、佐藤敬、岡田賢一郎、石川徹らも入れた12名だった。

そこから次々ふるい落とされ、翌88年2月、森且行、中居正広、木村拓哉、草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾の6人は事務所に呼び出され、SMAP結成の話を聞かされた。

SMAPのSはスポーツ、Mはミュージック、Aはアッセンブリー、Pはピープル、と命名の意味を説明されるが、
「へぇー、そうなんだ。ふーん、なるほど」 と、全員いまいちピンとこない様子だったという。

SMAPのメンバーたちは、デビュー1年目に名古屋のレインボーホールでライブを開いたものの、ジャニーズタレントとしては落第点といえる半分以下の客しか集められなかった。

グループは以後、ドラマ組(森且行、木村拓哉、稲垣吾郎)とバラエティ組(中居正広、草なぎ剛、香取慎吾)に分けて売る戦術をとった。

そして、木村拓哉が1993年に「あすなろ白書」(フジテレビ系)でブレイクして以来、もともとグループでは脇の位置だった木村拓哉が中心になった。

さらに、森且行が脱退してからは、メンバーがドラマとバラエティの相互乗り入れ路線をとることで、グループとしても個々のメンバーもさらに仕事の幅を広げて化けていった。

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そんなSMAPの活躍について追いかけてみよう。

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