亀梨和也はイタリア紙でも賛辞の連続だった

トップページ ＞ 亀梨和也「襲撃が心配」報道の真相

亀梨和也が、『週刊女性』（2013年 5/14・21合併号）に取りざたされている。見出しは「イタリア紙に本音ポロリ」。主演映画「俺俺」が絶賛されたインタビューで「襲撃が心配」と漏らしたというのだから穏やかではない、というわけだ。

『東京では自由に動くことさえままならない。亀梨はファンの襲撃を心配しているそうだ。亀梨は「リゾットとワインを堪能した」とも言う』というイタリア紙『Messaggero』（4月20日付）の件が記事の冒頭で紹介されている。これは亀梨和也ファンならずとも興味深い記事である。



で、さっそく核心に迫るが、本当にそんなことを言ったのか。同誌から引用してみよう。

「《ツイックー上でのツイートにより、東洋の女性は亀梨が何をして、どこにいるかすべて知っているもようだ。亀梨の一挙手一投足に注目が集まっている》 　そんなフアンへの対応を聞かれた亀梨は、《行動範囲は大変に限られますが、専用のガードマンはつけていません。東京では、ファンと一緒に映画を見たりほできません。ウデイネで自由に動けることは、本当にすばらしいですね》
　また、イタリアの印象を聞かれると、
《イタリアに来るのは、父の夢でした。僕の夢でもあります。昨日かなってしまいましたけどね》
　なかなかシャレた切り返し。ざらに、ウディネのあるフリウリ地方については、《食べることや飲むことが、生活の一部になっている場所はとても快適です。チーズのブリットやリゾットを食べました。ワインも大変においしかったです》

というわけで、「ファンの襲撃を心配」という文言は全く出てこない。ただ、「行動範囲は大変に限られます」「東京では、ファンと一緒に映画を見たりほできません」という発言をもってそう判断したようである。

しかし、イタリア紙はどうしてそのようなオーバーな書き方をしたのだろうか。亀梨和也のことが嫌いなのだろうか。

『週刊女性』（2013年 5/14・21合併号）は、むしろその逆で、記事は亀梨和也について「賛辞の連続」だと書いている。

要するに、日本のアイドルは地元日本ではファンと距離があるのに、わがイタリアではそうではない。

それは、亀梨和也がいかにイタリアを気に入ったかということと同時に、イタリアは日本よりも治安の安定した、そして開かれたお国柄なのである、というプロパガンダ記事ではなかったのだろうか、と思われるのだ。

『俺俺』で、亀梨和也は1人33役で演じるという。その延長で、イタリア向けのリップサービスをしたとみればいいのではないだろうか。

さて、同映画、日本ではどう評価され、亀梨和也はインタビューにどう答えるだろうか。けだし楽しみである。